徳川宗春顕彰会
宗春顕彰会
趣意書
尾張名古屋の産業・文化の中興の祖である「徳川宗春公」については、これまで作られたイメージが先行し、その大きな功績にもかかわらず、あまり評価されてこなかったのではないかと思っております。
しかしながら、都市の活性化・魅力づくりが求められる今日、その特色やオリジナリティをアピールし、他に類のない都市力を向上させていく旗手として、今こそ、「宗春」をキーワードにしたまちづくりが求められているかと存じます。
特に、愛知・名古屋は、東京・大阪に挟まれた第三極としての宿命から、常にその地盤沈下が危惧されております。
経済・産業面では、いくつかのプロジェクトが進行しておりますが、更に文化、観光、芸能などの面においても全国に向けた情報発信力を強化し、個性あふれた都市としての存在感を確立していくため、「宗春」を顕彰する活動を積極的に展開する、その出発点としてまずは、宗春公の銅像の建立を実現したいと考えております。
銅像の製作、設置場所等については、名古屋市当局及び県立芸大の先生方と協議も進んでおりますので、本顕彰会といたしましては、皆様方に本会趣旨にご賛同頂くとともに、 この建立賓金について是非とも皆様方のご寄附を賜りますようお願い申し上げるものであります。
宗春顕彰会 会長 村上真瑞